年 | ことがら |
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1979 | 三鷹市による「心身障害センター(B型)建設に関する基礎調査研究報告書」発表を機に、「府中養護学校肢体不自由児三鷹グループ」を結成 |
1980 | 養護学校卒業生の進路保障の為の活動をはじめる |
1981 | 三鷹仲間の会を設立、作業所作りをはじめる |
1982 | はばたけ共同作業所開所、共同作業所全国連絡会に加盟 |
1984 | 東京都通所訓練事業として認められDランク230万円交付を受ける |
1985 | 三鷹市、家賃補助開始、開所3周年記念式典開催 |
1986 | 三鷹市、プレハブ施設(20坪)建設貸与 |
1992 | 創立10周年記念のつどい、認可をめざす |
1995 | はばたけ共同作業所社会福祉法人設立準備会結成 |
1997 | 社会福祉法人おおぞら会認可 |
1998 | 知的障害者授産施設(通所)アクティビティーセンターはばたけ開設 |
2002 | 開所20周年記念式典開催 |
2008 | ショートステイさくら 開設 法人10周年記念式典開催 |
2011 | 工房時(おもむく食堂)、野ざきの家開設 おおぞら会本部、現在の所在地(三鷹市 野崎 2-6-41)に移転。 |
2012 | 旧法知的障害者通所授産施設より、障害者自立支援法に基づく生活介護事業へ移行 |
養護学校を卒業する生徒たちが、地域でいきいきくらしていきたい、とのねがいのもとに、その活動の場づくりが、親、教師たちによってはじめられたのが1979年のことです。
国際障害者年(1981年)を契機にその運動は高まり、1982年、三鷹市にはじめての民間による障害者作業所「はばたけ共同作業所」を開所しました。とは言え、ボランティアセンターの一室での産声で、以降、あけぼの診療所、老朽アパート等、拠点を転々としながら、行政施策の谷間にある人たちの働く場・活動を追求しつづけました。
資金難は常についてまわりましたが、障害のある人たちが、通って、仕事をする場があることを喜ぶ姿は、多くの市民の共感を得、沢山の支援につながりました。
1986年、三鷹市から市有地にプレハブ施設建設貸与を受け、仕事に励む・生活の力をつける・豊かな表現力を自分のものにする、などの幅広い活動をすすめることができました。
無認可作業所を10年続けるうち、充実したサービスと、より多様なニーズに応えるため、認可施設建設の必要にせまられ、各方面へのねばり強い運動を展開し、1997年、三鷹市から土地の無償貸与を受け、社会福祉法人「おおぞら会」を設立、1998年4月、念願の知的障害者授産施設(通所)アクティビティーセンターはばたけを開設することができました。
2011年、障害者自立支援法に基づく就労移行支援・就労継続支援(B型)・多機能型事業所「工房時」を開設しました。「工房時」は、同一の建物の中に、高齢者向け施設(小規模多機能型居宅介護)「野ざきの家」を併設しました。これは東京都内では初の試みとなりました。
「工房時」の発足ともない、これまではばたけ「クッキー班」として活動してきたクッキー・パウンドケーキ作りの仕事を「工房時」に移行し、また、はばたけの喫茶店香草亭は営業を終了し、改装の後、地域のみなさまとの交流も可能なオープンスペースを開設しました。
また、アクティビティセンターはばたけは2012年3月に、旧法知的障害者通所授産施設より、障害者自立支援法に基づく生活介護事業へ移行しました。
これからも、地域生活を充実させるさまざまな事業の展開をめざします。
社会福祉法人おおぞら会
アクティビティセンター はばたけ